＝ WASH 保管ファイルを CD-R に焼き込む ＝

　最近は CD-R ドライブもメディアも手頃なお値段になってきました. 保管ファイルを CD-R に焼き込むことによ
りシステムの保守はいっそうやりやすくなります. CD-ROM ドライブはどのようなマシンでも付いていますし, 同型
のマシンで大量に同じシステムを載せることなどにも有効に利用できるでしょう.

　　　------ WASH で保管ファイルを作り, CD-R を作成　→ 復元するまでの手順 ------

　　　（保管 〜 CD-R の作成）

1.　C: システムを別のドライブ (E:) に保管します. DOS を起動し, 次のように WASH を実行します.

　　　　　　　　WASH　S　C:　E:DSK-C /640

2.　↑により, ファイルは DSK-C.DSK DSK-C.D02 DSK-C.D03 …と, 640MB ごとに分割されて作成されます.

3.　Windows を起動し, CD-R ライターを用いてこのファイルを焼きます. メディアには番号を書いておきましょう.

4.　以上で保管は終わりです. CD-R を大事に保管しておきましょう.

　　　（もしも…の時のシステムの復元）

1.　CD-ROM ドライブが認識できる DOS 起動フロッピーで DOS を起動します.

2.　マシンの CD-ROM ドライブに先に焼いた CD-R を入れます.　順序を間違わないようにします.

3.　WASH を次のように実行します. (Q: は CD-ROM ドライブ)

　　　　　　　　WASH　R　C:　Q:DSK-C

4.　途中でメディアの交換を求められますので, 落ち着いて CD-R を入れ替えて [Space] キーを押します.

5.　↑を繰り返すと C: システムは復活します. 電源を入れ直して Windows を起動してください.

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