= WASH でリストア(復元)後に Windows95/98 が起動しなくなった ? =
WASH ユーザー情報 (71) から 【添付ファイルNTLDR.LZH】
(WindowsNT/2000 からマルチブートでWin95/98を起動する場合の問題点の解決法)
WindowsNTワークステーション(NT4.0)を別ディレクトリーまたは別ドライブにセットアップし、などとマルチOS
ブートの環境に設定されているかたへ次の情報が適用されます。 (Windows
2000 でも同様)
WASHで両OSを(S)ストアし、そのまま元のディスクへ(R)リストアする場合には何の問題なく動作する筈ですが、
異なる(厳密に少しでも異なり、一致しない)パーティション構造のHDへ(C:のHDを交換するなどで)リストアした
場合には、Windows95/98側が起動しない場合があります…というよりまず間違いなく起動できなくなります。
これは、マルチブート環境で利用されている情報ファイルが新しいHDパラメータとは関係なく元のまま復活すること
により生じる現象です。元のストア時のHDのセクター情報などをファイル化して、それをマルチブート動作時に使う
というNTのNTLDRというブート方式の特徴で、このようなケースでは以下のエラーが出てWindows95/98は金
輪際起動できなくなります。
Invalid system
disk
Replace the disk, and then press any key
(傾向と対策)
このような場合(に限って)、添付されたNTLDR.COMを適当なフォルダーまたはフロッピーのまま、「フロッピー
で起動するリアルモードDOS」などで実行しますと、Windows95/98もマルチブート環境で起動できるようになり
ます。
以上は、あくまで説明したようなNTLDR利用時のケースで、すべてのマルチブートに関するトラブルがこれで解決
するというような万能薬ではありませんのでご注意ください。(WASHでリストア後以上のような現象が起きた場合の
問題点のチェックにもご利用いただけます)
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